みなさん、こんにちは、キャンピングカーランドつくば店の永井です。
今月もなぜか連休明けから、ばたばたとあっと言う間に月末です。
さて、今回以前軽く触れていましたが、ナビゲーションのアンテナライン
の処理のお話です。
写真1はハイエースのAピラー(フロントガラスの所の先端の柱です)
の写真ですが、このようにナビのアンテナラインがガラスのフイルム
アンテナの給電部から下りてきてナビ本体に向かって降りてきてる
ところです。
このライン家庭のテレビのラインと比べるとかなり細いのですが
中身は全く同じ同軸ケーブルと言うケーブルです。
ケーブルの構造は基本的に2Pラインですが、断面は中心に通っている
信号ケーブルの周りを編み込まれた編み線のチューブで覆っています。
中心の信号ラインは信号伝送用なので外部からの高周波ノイズなどから
守らなければならず、よって外周側を編線でシールドする事で中心の
信号線を保護しています。
この非常にデリケートなラインを止めるのには、写真の様に導電性のある
アルミテープにて車体の金属部に貼りつけるだけで格段の高周波
ノイズ対策ともなるのです。
高温対策と共に、信号品質の向上にも役立つ優れものでもあるのです。
以上、キャンピングカーの電装小話でした。
尚、このシリーズ連載中ですが、お客様からの素朴な疑問にも回答致します
ので、どの様な些細なことでも結構です、ご質問等ございましたら
どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。