みなさん、こんにちは、つくば店の電装屋・永井です
さて、今年も毎日猛暑が続きますね、いつも灼熱のなかピットワークと
除草う作業に励んでいるまいにちです
みなさんは楽しいキャンピングカーライフを過ごしてますか
さて、今回ご紹介いたします、電装便利機能ですが、最近装着事例が増えて参りました
ACC・切り替えSWのご紹介です。
ACC(アクセサリー)とは、エンジンキーのイグニッションONの手前の
ナビやラジオが立ち上がるポジションの事です。
最近よくユーザー様から聞かれる話で、前のナビのテレビは良く映るのに
なぜか、リアのテレビが映りが悪い!!との声を多く耳にします。
よくリアTVのアンテナを何とか性能の良い物に変えるとか、
発想はやはりアンテナのチューンUPに走りがちです、
しかし、実はこれはには、どうにもならない現実があるのです
以前の地デジ化前、アナログ波時代は画像は弱い電波の状態でもノイズ交じり
でもかろうじて何とか画像を映し出してくれてた時もありました、しかし
地デジ化された最近は弱い電波レベルでは画像は全く写しだされません、
まして、リアに搭載されるTVはその殆どが家庭用のTVそのものです、
家庭ではある程度の安定した強い電界利得が得られるのが当たり前です、
しかし、移動している車では、常に電界強度は変化し安定しません、
強い電界強度の地域でしたら多少変動があってもデジタルの強みで常に
安定したハイビィジョン画像が受像可能です、しかし地方やアンテナ基地局
から離れた地域を車で移動しながらデジタル波を受像するのは家庭用の
TVチューナーでは殆ど不可能です。
そこで、あらかじめ電界の変動するデジタル波を想定して出来る限り捕捉
出来るようにチューナー部に多くのコストを掛けたナビゲーションの
TVチューナーが存在します、このナビ用(移動車両用)のチューナー
は最近アンテナエレメントとチューナーをそれぞれ4セットずつ搭載
した、4×4チューナーが増えてきました。
このタイプの利点は4セットのそれぞれ独立したアンテナチューナーで
移動中の電界利得の変動を常に最大利得の取れているチューナーに
リアルタイムで瞬時に切り替えることで電界利得の平滑化を実現してます。
常に最良の電界強度を受信できる環境の家庭用TVのチューナーとは
全く別物と考えても良い程製品の性能規格レベルが違います。
前置きが長くなりましたが、結果ナビ付属のすばらしいチューナー機能を
ナビのモニターだけで楽しむのでは、もったいない!!
最近はリアモニター出力付の製品が多く存在しますので、その機能を使い
リアのTVの外部入力より受像する事はポピュラーになりつつあります。
そこでエンジン起動時の走行状態でない時でも、フロントのナビを
立ち上げて綺麗な画像をリアテレビで楽しむ為の機能がこの
ACC・SW機能です。
当店つくば店オリジナルですが、この2個のリレーにて、
ACCラインとバックアップラインを瞬時に、通常使用のメインのバッテリー
から、リアのサブバッテリー供給パワーソースに切り替えます、
瞬間的に切り替えますのでナビのバックアップメモリーには全く影響を
与えずに切り替わります
これで停車中でも心置きなくナビチューナーを立ち上げておけるのです
でもさすが4×4ナビチューナーと云えども車両の周りが全く電波の届かない場所では
受像不可能ですが・・・
ただ、微弱電界地域でもフルセグハイビジョン受像から自動的に
情報量を抑えてでもとりあえず受像出来るワンセグ機能を搭載してます
ので、とりあえず受像は可能となります、ただ、リアの20インチ前後の
画面でのワンセグ視聴はそれなりであることはご愛嬌で・・・(笑)
ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。
なお、今回ご紹介いたしました機能回路はあくまでつくば店のオリジナルです
そのほか様々な切り替えタイプの回路での仕様をされてる場合も有るみたいです。
以上、つくばキャンピングカーランドからのご案内でした