みなさん、こんにちは、つくばの車両電装屋の永井です
しかし毎日、毎日、熱射攻撃を受けまくり、皆ちび黒サンボの
様に真っ黒、です。
さてそんな中、当店自慢の縁の下の力持ち、積載車のムサシ号君
だまし、だまし、使ってきたエアコンが遂にこと絶えました・・・チィーン!
車検整備で費用がかさみましたので、エアコン修理は当社にて作業です。
早速、日野自動車に部材を発注して作業開始です。
今回の故障原因はコンプレッサーのクラッチベアリングが壊れました!!
コンプレッサー本体はまだOKなのですが、リビルトパーツにて
コンプレッサーとクラッチのASSY交換となります。
取り外したコンプレッサーと見比べると、新しいコンプレッサーの
なんと新鮮なことか
新しいコンプレッサーを組み付ける前に、配管のチェックを行います、
幸い今回はコンプレッサー内部の破損でのトラブルではありませんでした
ので配管内部もとても綺麗な状態でした、よってこのまま、Oリングの
新品交換のみで、行けそうです、このとき配管内部の潤滑油が汚れて
いたり、金属粉の切子等が混じって見えた場合は、配管本体、内部
清掃、または、エキスパンション回路ごとの交換になります
新しいコンプレッサーを組み付けたら、真空ポンプをマニフォールド
ゲージという、ゲージ付バルブを配管にセットして配管内部の空気を
排出します、このとき大事なのは配管内部を限りなく真空状態に近
ずける事です、、真空ポンプにて充分エアーパージしたあと
一度ポンプを停止して、しばし放置します、マニフォールドゲージの
指針がマイナス(真空状態)から大気圧方向に戻らない事を確認して
から、初めて冷媒ガスを充填します。
明日から9月と言えども、まだまだ先が見えない猛烈残暑
これで、やっと縁の下の力持ち、ムサシ君
も快適に活躍できるのです
では、みなさん、来月もまたまた、よろしくお願いいたします、