実は・・・という程でもないがいまだ愛煙家
I★R★I★E イリエです。
「煙草吸います」というと随分とダメ人間な雰囲気が出てしまう
いまや何処でも分煙禁煙、下手すれば屋外ですら禁煙
世間では白い目で見られ生きた化石か
よくても原始人扱いだね
記憶では21時から始まるTVの洋画
その合間に必ず煙草のCMが流れて「子供は眠り大人の時間」
の雰囲気を醸し出していた
そんな「大人」な品物だった気がするが
いつからか文字通りに煙たがられ
煙草の匂いがダンディ・・・なんてことは無くなった
それでも気付けばもう20年、この嗜好品に税金を納め続けている
愛煙家だがそれほど吸わず、日に3~7本だと思う
消費量は多くはないが1箱200円台が400円台とういう
倍近い金額に値上がりしたのをきっかけに
「カスの寄せ集め」とウワサされる、1箱240円の煙草へシフトした
そんな話をしていたところ、弊社社長が
「キセルを使えば余す所なく吸えるだろう!?」
と言うではないか。
通常3~4分の1は残してしまうフィルター付近の葉のことだ。
なるほど・・・・てなことで早速試してみた
ちみに 「キセル乗車」は
吸い口とたばこを乗せる部分である雁首にのみ金属を使用することから
「入るときと出るときは金を使うが、中間には金を使わない」意味
とされる(wikipedia)
コレだ
よく見ると金属部分に梅の柄が彫ってある
江戸時代にはファッション感覚のステイタスシンボルでもあったらしい
なるほど・・・わたしも以前、ヘアブラシに
塗装とイニシャルを模したマーキングを施して使用していた事がある
近頃「変態」の一言で片付けられる、持ち物に対する愛着とこだわりだね
専用の刻みの葉があるらしいのだが
普通の煙草を5mm程度の長さに切って詰めてみた
結果はとういうと、これが非常に良い気がする
この量だと吸えるのは僅か2~3口なのだが
フィルターが無い分、吸い込むのはほんのちょっとでも
しっかり味がするので充分だった
そしてほぼ1回ごとにキセル自体の掃除も必要のようだが
ちっちゃなブラシみたいなので掃除をする手間も
気分を変える「一服」になるようで
コレだけにしていると1日1~2本で済んでしまった
モソモソとこんな事をしていたら
1日の間に仕事の事しか考える事が無かったことに気が付いた
私にとって食事も睡眠も毎日の惰性でしかなかったが
煙草を吸う事に関しては、何かの区切りだったり
気持ちのリセットであったりと、唯一そういう意味のある行動だった
これが実は煙草をやめない一番の理由なのだが
その行動がこんな小さな物一つで変化があった事が
じんわりと面白い
・・・とまぁそんなくだらない全く関係の無い私事でした・・・
喫煙に百害あって一利なしは承知の上だが
極端なハナシをすれば、受動喫煙がどうこうよりも
毎日ニュースで流れるような
一瞬で命をかっさらっていく飲酒運転に代表される酔っ払いのほうが
よっぽど他人に害を与える可能性が高いと思うが・・・・
どうだろうw
(それも本人は「酔っていて覚えてない」とシレっとしてるしね)
何故煙草はこんな害虫扱いでお酒はあんな爽やか扱いなんだ?
飲酒運転・・・ダメ、ゼッタイ。