本日は、夏休みに向けてお出かけが増える前にキャンピングカーユーザー様に是非点検いただきたい箇所のご案内です。
それは、『タイヤ』です。
夏になると、気温上昇に伴い路面温度も上昇します。当然、路面に唯一接触しているタイヤはその温度変化に一番影響を受けますし、すごいスピードで回転しているわけですから、尚更温度が上がります。そうするとタイヤ内の内圧は上がります。さらに、夜になると気温は下がりますのでそれに伴い内圧は下がります。そんな、温度変化にタイヤは対応しながら、車全体をはがき4枚分という省スペースで支えているのです。
キャンピングカーは自重が普通車に比べ重いですから尚更タイヤに負担が掛かっています。
さて、タイヤの構造からバーストの原因を探って見ましょう。
タイヤの中身はワイヤーやベルトが入っており、空気圧が低いとそのワイヤーなどがたわみ、そのたわみに熱が加わりバーストしたり、タイヤ走行面の両サイドだけが異様に減ったりします。傷などがあるとそこから水が浸入してワイヤーがもろくなり、内圧変化に耐えられずバーストしたり、と日常点検の不備からバーストすることがほとんどです。 そこで、タイヤ点検は重要となるわけです。
①空気圧は適正値はいってますか?
②タイヤの外観に傷などないですか?(縁石にこすったような傷が特に注意!)
③走行中タイヤが変形しているような違和感はありませんか(タイヤの走行面のふくらみなど)
④荷物を積みすぎていませんか?
⑤タイヤ使用開始日(新品購入時)から5年以上経過してませんか?(これに関しては一概に言えませんがリスクが高くなるのは間違いないと思われます。)
上記は、ユーザー様自身で点検できる項目だと思います。せっかくのお出かけがいやな思い出にならないよう、お出かけ前の車両点検をおススメいたします。
タイヤに関して、詳しくは・・・日本自動車タイヤ協会
キャンピングカーランドからのお知らせでした